PC版 “ASSASSIN’S CREED BLACK FLAG RESYNCED”を購入したのでゲーム付属の”ベンチマーク”を実行してみました。結果を掲載しますので参考にしていただけたら幸いです。
ベンチマーク測定に使用したPCのスペックは以下の通りです。
- CPU:AMD Ryzen 7 5800X3D
- CPUクーラー:Cooler Master Hyper 212 Spectrum V3(空冷式)
- マザーボード:ASUS ROG STRIX B550-F GAMING
- メモリー:DDR4-3200 288pin DIMM 8GBx2枚組 CL22
- グラフィックカード:ASUS Dual GeForce RTX3060 Ti V2 OC Edition VRAM 8GB
- SSD:Samsung SSD 990 PRO with Heatsink 1TB
- 電源:SUPER FLOWER LEADEX VIII PLATINUM PRO 850W
- モニター:MSI G251F (Full HD)
- OS:Windows 11 Home バージョン 25H2
- GeForce Game Ready ドライバー バージョン 610.74
上記の通りモニターは”Full HD”のため解像度は1920×1080での測定になります。
測定の仕方
映像に関する設定は ”ディスプレイ” と ”スケーラビリティ” の2ページで構成されており、 ”ディスプレイ” のページは一旦 ”ページをリセット” した後、 ”Vsync” を ”オフ” に、 ”アップスケーラーの種類” を ”NVIDIA DLSS” に、 ”アップスケーラーの品質” を ”バランス” に設定し、すべての測定でこのページの設定は共通です。

”スケーラビリティ” のページも一旦 ”ページをリセット” した後 ”レイトレーシングモード” を ”標準” と ”延長” 、”プリセット全体” を”中”、”高”、”高+”、”最高” に変更しながら各測定を行っています

。レイトレーシングモードの ”標準”と”延長”の違いは以下のように記載されています。*RTGI(Ray Traced Global Illumination)
- 標準:レイトレーシングによるGI(RTGI)を有効にします
- 延長:RTGIとレイトレーシングによる鏡面反射を有効にします
具体的な違いは以下のスクリーンショットを見て下さい。

なお、 ”プリセット全体” を変更すると ”レイトレーシングの品質” が以下の表のように自動的に変更されます。
| プリセット全体 | レイトレーシングの品質 |
| 中 | 低 |
| 高 | 中 |
| 高+ | 高 |
| 最高 | 高+ |
測定内容をまとめると『プリセット全体:中、高、高+、最高』と『レイトレーシングモード:標準、延長』の組み合わせで行うことになります。そして各条件で3回測定します。したがって測定回数は4×2×3=24回です。
ベンチマーク1回の所要時間は約2分20秒ですが、約1分にまとめたのが以下の動画です。参考までにご覧ください。
測定結果
ここからは測定結果です。まずは、レイトレーシングモード:標準 で プリセット全体を中、高、高+、最高 にした場合の結果です。
プリセット全体:中 レイトレーシングモード:標準 (レイトレーシングの品質:低)
| 回 数 | 最低(FPS) | 平均(FPS) | 最高(FPS) | VRAM使用量(MB) |
| 1回目 | 35 | 69 | 104 | 4537 |
| 2回目 | 35 | 67 | 93 | 4586 |
| 3回目 | 34 | 68 | 112 | 4601 |
プリセット全体:高 レイトレーシングモード:標準 (レイトレーシングの品質:中)
| 回 数 | 最低(FPS) | 平均(FPS) | 最高(FPS) | VRAM使用量(MB) |
| 1回目 | 36 | 60 | 105 | 5152 |
| 2回目 | 40 | 61 | 108 | 5182 |
| 3回目 | 34 | 61 | 112 | 5194 |
プリセット全体:高+ レイトレーシングモード:標準 (レイトレーシングの品質:高)
| 回 数 | 最低(FPS) | 平均(FPS) | 最高(FPS) | VRAM使用量(MB) |
| 1回目 | 33 | 58 | 92 | 6540 |
| 2回目 | 33 | 58 | 101 | 6547 |
| 3回目 | 40 | 58 | 100 | 6559 |
プリセット全体:最高 レイトレーシングモード:標準 (レイトレーシングの品質:高)
| 回 数 | 最低(FPS) | 平均(FPS) | 最高(FPS) | VRAM使用量(MB) |
| 1回目 | 19 | 54 | 83 | 6769 |
| 2回目 | 19 | 54 | 68 | 6826 |
| 3回目 | 19 | 54 | 70 | 6862 |
レイトレーシングモード:標準では、一般的に快適にプレイできるといわれる平均フレームレート60FPSを超えているのはプリセット全体が ”中” と ”高” の設定のときでした。VRAM使用量はゲーム以外のアプリやOSの使用分を考慮すると”プリセット全体:最高”ではギリギリといった感じです。
次は ”レイトレーシングモード:延長” での結果ですが”レイトレーシングモード:標準”よりFPSが落ちるのは間違いないと思いますが、どれほどなのでしょうか。結果を見てみましょう。
プリセット全体:中 レイトレーシングモード:延長 (レイトレーシング品質:低)
| 回 数 | 最低(FPS) | 平均(FPS) | 最高(FPS) | VRAM使用量(MB) |
| 1回目 | 35 | 66 | 101 | 4591 |
| 2回目 | 31 | 65 | 102 | 4603 |
| 3回目 | 35 | 65 | 91 | 4608 |
プリセット全体:高 レイトレーシングモード:延長 (レイトレーシング品質:中)
| 回 数 | 最低(FPS) | 平均(FPS) | 最高(FPS) | VRAM使用量(MB) |
| 1回目 | 36 | 59 | 105 | 5091 |
| 2回目 | 37 | 59 | 101 | 5148 |
| 3回目 | 36 | 59 | 82 | 5132 |
プリセット全体:高+ レイトレーシングモード:延長 (レイトレーシング品質:高)
| 回 数 | 最低(FPS) | 平均(FPS) | 最高(FPS) | VRAM使用量(MB) |
| 1回目 | 33 | 58 | 100 | 6438 |
| 2回目 | 33 | 57 | 95 | 6528 |
| 3回目 | 32 | 58 | 91 | 6510 |
プリセット全体:最高 レイトレーシングモード:延長 (レイトレーシング品質:高+)
| 回 数 | 最低(FPS) | 平均(FPS) | 最高(FPS) | VRAM使用量(MB) |
| 1回目 | 19 | 54 | 72 | 6918 |
| 2回目 | 19 | 53 | 70 | 7031 |
| 3回目 | 12 | 54 | 75 | 6913 |
”レイトレーシングモード:延長” では平均60FPSを超えるのは ”プリセット全体:中” のみでした。 ”レイトレーシングモード:標準” と平均FPSを比べると全体的に1~3FPS落ちているという結果になりました。VRAM使用量もさらに増え、 ”プリセット全体:最高” ではかなり厳しそうです。VRAM8GBで足りる時代ではなくなってきている感じです。
最後に各測定結果の平均(小数点以下切り捨て)をグラフにしたものが以下です。

以上でベンチマーク結果を終わります。
おわりに
RTX 3060 TiでもフルHDモニターで特に高画質にこだわらなければ平均60FPSでプレイできそうです。でもせっかくなら高画質でプレイしたいところです。VRAM8GBでは時代的にそろそろ限界が近そうです。
RTX 5060 Ti(VRAM16GB)に買い換えたいところですが、価格が10万円ぐらいなので足踏み状態です。RTX 6000シリーズはまだ先のようなのでどこまで待つかどうかといった感じです。
とりあえず画質を犠牲にすればプレイは出来るので楽しみたいと思います。