パソコンのケースファンにはLEDで光るものがあります。ファンが光る(ファン中心部からファンブレードにLEDの光を照らす)ものが主流でしたが、最近はファンのフレーム(ハウジング部分)が光るものがあるようです。
LEDで光るケースファンの登場初期から現在までの変遷をたどってみると、次のようになると思います。
①単色で光る(光るケースファン)→②単色で色が変わる(RGBケースファン)→③多色で色が変わる(アドレサブルRGBケースファン)
今回購入したフレームが光るケースファンは上の③に該当し、LEDの内臓箇所が従来のファン中心部(ハブ)からフレーム部分へと変更になったものです。
*②と③はマザーボードが対応していないと使えません。詳しくは↓の記事を参考にしてください。
従来のアドレサブルRGB(以下ARGB)ケースファンはファンブレードを光で照らすためファンの色が白色でしたが、フレームが光るケースファンはファンブレードは黒色でフレームの一部が白色(光を通す白色)になっているようです。


そのため従来のARGBケースファンに比べて光る面積が小さくなるため派手さはありませんが、多色で光らせると色の変わり目のグラデーションっぽい感じがなくなり、各色が鮮明に光ります。今回購入したのはDEEPCOOLの”FL12 SE”というケースファンですが、下の写真の様にファンブレードの外側の白いリングとファンフレーム外側に埋め込まれた白い部分が光ります。

ARGBケースファンが使えるマザーボードであれば簡単に付け替えることが出来ます。ただし多色で光らせた場合メーカーが異なるファンを組み合わせて使用すると色の配置が揃わないことがあるので、揃えたい場合は注意が必要です。また、同じメーカーでも異なる製品の場合も色の配置が揃わないかも知れません。
自分の場合、4個のARGBファンを使用していますが、メーカーはトップファン2個:サイズ、リアファン1個:フラクタルデザイン、CPUファン:クーラーマスターといった具合にバラバラです。
したがってケースファンから出ているケーブルの位置を合わせて取り付けても色の配置が異なってしまいます。単色で色を変化させる場合は関係ありませんが、多色で色を変化させる場合は色の配置が揃わない可能性があります。気にならなければそのままでもいいですが、色の配置を揃えたい場合は同じメーカーの同じシリーズのファンに統一するのが無難です。もしくは色の配置が揃うように後でファンの取り付け角度を修正すれば解決できます。
今回交換したのはトップファン(2個)です。付け替えはファンを外してコネクターを付け替えるだけなので簡単ですが、今回購入したDEEPCOOLの”FL12 SE”はアドレサブルRGB用コネクターが分岐していないため、すべてのファン(CPUクーラー用ファン、リアファン、トップファン×2)をマザーボードの”ARGBヘッダー”にデイジーチェーン(数珠繋ぎ)で接続することは出来ませんでした。止む無くCPUクーラー用ファンのアドレサブルRGB用コネクターを繋がないことにしました。使用しているCPUクーラー(クーラーマスター:HYPER 212 Spectrum V3)のファンもアドレサブルRGB用コネクターが分岐していません)。ただし、別途アドレサブルLED用の分岐ケーブルを購入すれば問題ありません。

以前トップファンとして使用していたSCYTHEの”KAZE FLEX 120 ARGB(終息製品)”の場合は下の様にアドレサブルRGB用コネクターが分岐(オスとメス)していたため分岐コネクターは必要ありませんでした。

アドレサブルRGB用コネクターは以下のような形状をしています。オスとメスを繋げばどのファン同士をつないでもOKです。

自分が使用している各ファンを図で示すと以下のようになります。DEEPCOOLの”FL12 SE”はケーブルの仕様が他と違います。なお、イメージなのでケーブルの各長さは実際とは異なります。



アドレサブルRGB用コネクターを繋がなくてもファン用コネクター(PWM4ピン)がマザーボードに繋げてあればCPUクーラー用ファンは問題なく回転するので冷却には支障ありません。また、LEDが光らないわけでもなく、ちゃんと光ってくれます。ただし、光り方を制御することは出来ません。つまりアドレサブルRGB用コネクターが繋がっていないファンは繋がっているファンと光り方を同期することは出来ません。単独で光っています。今回の場合はCPUクーラー用ファンだけ”多色で光る”を繰り返しています。
光らせてみるとこんな感じです↓。素人の撮影ですが、色の境界が鮮明になっているのがおわかりいただけたら嬉しいです。
どのような光らせ方をしたいかは、自分で作成するかプリセットされているエフェクトから選択します。上の動画で使用しているマザーボードはASUS製ですが、ASUSの場合はAura CrateとAura Creatorというアプリをインストールすれば可能です。詳しくは↓の投稿(冒頭にも出てきましたが、再び登場です)を参考にしてください。
今回は予算の関係上トップファンのみ交換しました。CPUファン、リアファンも同じファンで揃えたいところですが、従来のファンブレードが光るタイプも捨てがたいので、しばらくはこのままで行こうと思います。
おわりに
従来のファンが光るタイプのケースファンと最近登場したフレームが光るタイプのケースファンのどちらにするかは、好みが別れるところかも知れません。個人的にはフレームが光るケースファンの方が色が鮮明で眩しすぎないのできれいに見えると思います。
どちらにするとしてもPCケースのサイドパネルがアクリルやガラス製で、内部が見えるものでないと楽しむことは出来ません。パーツ好きの方はマザーボードやグラフィックカードを眺めることも楽しみのひとつだと思います。そのためにはやはり何かしらの灯りが必要です。好みのケースファンで灯りを楽しんでください。
