Zwift(仮想空間で行うサイクリング、ランニングのフィットネス オンライン サービス)を始めてから3か月が経過しました。始めたころからスマートフォンの画面に表示させて行っていましたが、もっと大きな画面に表示させて行いたい、でもテレビを持っていないのでパソコンの画面に表示できないかと思い調べてみたところ出来るようです。
Zwiftをパソコンの画面(液晶モニター)に表示させて行うには、2通りのやり方があるようです。ひとつはスマートトレーナーとパソコンを ”Bluetooth経由で接続” する方法、もうひとつは ”スマートフォン経由” で接続する”方法です(2025年10月時点)。”ANT+”という規格でもパソコンと通信できるようですが ”ANT+” に対応したドングルを持っていないため今回は除外させていただきます。
アプリをインストール
最初に ”Zwiftアプリ” をパソコンにインストールします。
”Zwift” Webサイトのダウンロードページよりダウンロードできます。自分の場合は”Windows”を選択しています。

ダウンロード先は都合の良い場所で構いません。自分の場合は”デスクトップ”を指定しています。

ダウンロードしたファイルを実行(ダブルクリック)し、あとはセットアップウィザードに従います。

セットアップが終了したらアプリのインストール完了です。続いて接続を行います。
Bluetooth経由で接続
パソコンに標準でBluetooth機能が搭載されていればそのまま接続できると思いますが、Bluetooth機能が搭載されていない場合は下の写真のような”USBレシーバー”を使えば接続できます。ドライバーのインストール不要でUSBポートに挿すだけで使えますが、詳しくは製品の取扱説明書を確認してください。

接続イメージは下のイラストのようになります。パソコンとスマートトレーナーをBluetoothで接続します。

Zwiftアプリを立ち上げ画面右下の ”LET’S GO” をクリックします。

ログインが完了するのを待ちます。アカウントが作成されていない場合アカウントの作成が必要になると思います。

ログインが完了するとデバイスが接続されます。事前にデバイスの電源を入れておいてください。後から電源を入れても接続できますが、手動で接続する必要があるかも知れません。
自分の場合、心拍モニターを使用していないので接続されたデバイスは下の画面のようになります。

画面下の “OK” をクリックするとメニューが表示され、Zwift開始です。

スマートフォン経由で接続
スマートフォン経由で接続する場合の接続イメージは下のイラストのようになります。すこしややこしいですね。
パソコンとスマートフォンはwifiルーターを経由して同じネットワーク内で繋がっていればOKです。スマートフォンとスマートトレーナーとはBluetooth通信になります。事前にスマートフォンに “Zwiftコンパニオン” をインストールしておく必要があります。

パソコンの ”Zwiftアプリ” を立ち上げ、画面左上の”スマートフォン経由で接続”をクリックします。先にスマートフォンの “Zwiftコンパニオン” を立ち上げておいた方が接続がスムーズかも知れません。

接続オプションの確認メッセージが表示されます。”確認”をクリックします。このメッセージは初回接続時だけかも知れません。

Zwiftコンパニオンの画面に ”デバイスを接続中” が表示されます。

下の表示が出たら接続完了です。パソコンでZwiftを開始できます。

なお、”Bluetooth経由で接続” 、 “スマートフォン経由で接続” どちらの場合もデバイスの接続が出来ないときはデバイス一つ一つを手動で接続してみて下さい。
接続出来ていないと下のような画面になると思います。

“パワーソース” を選択すると下のような画面になるので、表示されているデバイスを選択し接続します。”閉じる”をクリックし、その他のデバイスも同様に手動で接続します。

以上で ”Zwift” をパソコンの画面で行う方法の説明終わりです。
*各アプリのスクリーンショットは以下のバージョンのものです
・Zwiftアプリ(Windows):1.1.14
・Zwiftアプリ(Android):1.0.153089
・Zwiftコンパニオン(Android):3.74.0
おわりに
Zwiftをスマートフォンで行うと画面が小さくて見えづらいです。自分のような老眼には小さい字はほぼ見えません。出力が何ワットかぐらいかと走っている画面の景色は大丈夫ですが、様々な情報が表示されているのに残念です。
Zwift実行中、画面中央に随時メッセージが表示されますが、これがはっきり読めないと悲しいです。パソコンの画面(自分の場合24.5インチのモニターを使用しています)だと見える世界が変わります。テレビは持っていませんがパソコンモニターで十分です。
なお、Zwiftをパソコンで行うための動作環境(PCスペック)はZwift Webサイトに公開されています。”Zwift動作環境”、”Zwift対応デバイス”などのキーワードで検索してみて下さい。推奨環境のGPUスペックは高くはないようですが内臓グラフィックでは厳しいと思います。
また、参考までですがZwiftアプリのインストール先(セットアップファイルのダウンロード先ではありません)をパソコンのハードディスクにした場合とSSD(2.5インチ)にした場合で起動時間(起動してからログイン完了までの時間)を比較してみたところ、ハードディスクは60秒、SSDは23秒でした(自分のPC環境下の場合 )。